うつわ松室

路地を歩いていると、神楽坂らしい風情のある建物の前に「うつわ松室」という行灯が。
懐かしい軋みとともに上る階段の先には、店主が選び抜いたうつわが並んでいます。
畳の小上がりに箱火鉢に見上げると高い天井には真っ黒な太い梁。元は大工寮だった、文化財に指定されている昭和初期の建築だそうです。
敷居が高そうだな、と思って気後れすることはありません。まったく堅苦しいことはなく、自由な楽しみ方を提案してくださる店主のお話を伺いながら好みを探す時間は、うつわが好きで良かったな、と思う至福の時です。
展覧会の際には広いスペースを使って展示が行われます。
神楽坂でうつわを探す醍醐味のような素敵なお店なので、Instagramをチェックしてぜひ足を運んでみてください。